今年初めて育てるブロッコリー。
中でも、スティックセニョールは大好きなので期待していたのですが、最近葉っぱが枯れたように変色してきました。
ブロッコリーの成長
ブロッコリーの苗2つと、スティックセニョールの苗を1つ定植したのは、8月14日のこと。

2020年8月14日
アブラナ科で害虫被害にあいやすいから、定植してすぐに不織布でトンネル掛けしました。
株元にもオルトランを散布しています。
お盆過ぎてから急激に暑くなった秋田では、朝はシャキッとしているブロッコリーたちも、午後にはクテっとアタマを下げていることが多く心配しましたが、それでも順調に大きくなってきました。

2020年8月29日
ブロッコリーの晩生種であるグランドームという品種。

2020年8月29日
こちらはブロッコリーの早生種であるピクセル。

2020年8月14日
定植した時はこう↑だったから、葉っぱも随分肉厚になりました。
早生種も晩生種も、同じような成長ぶりです。
スティックセニョールの葉っぱが枯れる
ところが、茎ブロッコリーと呼ばれるスティックセニョール。

2020年8月29日
2~3日前から葉っぱの一部が枯れたような色になってきました。

2020年8月29日
いったい、どうした!?
ここまで順調にきていたのに、異変はある日突然やってくるものです。
ブロッコリー黒腐病か?
調べてみると、黒腐病というのに最も症状が近いような気がします。
葉の縁から黄変し、次第に拡大して葉脈が褐色~暗褐色に変色するというもの。
不織布をかけていたから気づきにくかったのですが、もしかしたらもっと前から葉っぱは変色していたのかもしれません。
病原細菌は、葉の縁の水孔や気孔などから侵入するというので、もはや防ぎようがない。
台風や大雨の後に発生しやすくなるので、薬剤散布をしたほうが賢明だと言います。
不織布をかけて害虫の侵入を阻止したとしても、土壌細菌を防ぐのはなかなか難しい。
目に見えない敵という点では、新型コロナウィルスと一緒で、野菜も人間も大変です。
もっとも、黒腐病に対応する薬剤は、オキシンドーフロアブルやカセット水和剤などあるので、まだ薬があるだけマシってことでしょうか。
野菜の病気も、対処できる薬剤はそれぞれ違っていて、家庭菜園レベルでどこまで買いそろえたらよいのかというのは、ちょっと疑問なところでもあります。

2020年8月29日
様子をみて、スティックセニョールを抜くか?
薬剤散布か?
こうして迷っている間にも病気は広がっていくのよね・・・。