オクラの葉っぱ
毎日、オクラの成長具合を穴があくほどガン見しています。
保温キャップをかぶせて種から大切に育てたオクラだもの。
外界デビューしたとたん、一部の葉っぱが茶色っぽくなってきたときは悲しかったけれど。
新たな本葉も出てきたし、葉っぱもきれいだからこのまま様子を見守りたい。
アリが運ぶもの
ところで、オクラはすぐにアブラムシが群がりやすいものだけど、奴らは葉っぱの裏側に隠れるようにして増殖していくから、油断もスキもありゃしない。
そして、アブラムシが増殖するにしたがって、周囲をアリがウロウロするようになるのは、アブラムシが出す甘い汁をアリがいただいているため。
だからオクラの周囲にアリがたくさんいたら、必ずやアブラムシがいると思って間違いない。
数日前からオクラの周囲に数匹のアリがウロウロしているのを見かけるようになったので、何度も何度もアブラムシがいないか確認したけれど、見当たらず。
アリはいったい何をやっているのだ?
と思ったら、決定的な場面を見てしまいました。
なんと、アリがオクラの葉裏についたムチンを一生懸命運んでいるんです。
ムチンは、オクラのネバネバ成分の元となるものですが、糖を多量に含む糖タンパク質の混合物だそうで、アリはムチンの糖を餌にしているのかなぁ?
だとしたら、アブラムシがついているオクラの葉っぱは、アリにとって極楽じゃない?
アブラムシの甘い汁と、ムチンの糖質と。
いずれにせよ、アブラムシだけは御免なので今後もオクラのガン見を続けます。