トマトを片付けました。
まだ実はつけていましたが、大きくならず味もイマイチになってきたので、潔く撤収しました。そして、黒マルチも片付けていろいろ思ったことがありました。
トマトの片づけ
トマトの株を片付けることにしました。
まだ実はつくのですが、ちっとも大きくならないし、やっと赤くなってもおいしくないのです。
栄養が行き渡らなくなってきたのかな・・・?とも思ったけれど、わき芽だけは恐ろしい勢いでジャンジャン出てくるんですよね。
トマトって本当にすごいです。
トマトの枝をカットし、根っこを引き抜いて、支柱を片付けて、黒マルチを剥がしました。
黒マルチのメリット・デメリット
黒マルチを張っていると、雑草の抑制にもなって本当にありがたい。
冷涼地秋田では地温を上げる役目も果たしてくれるし、黒マルチ万歳です。
トマトを片付けて黒マルチを剥がしたら、予想通り土は雑草も生えておらずきれいな状態。
しかし数分後。
ナメクジが何匹もウジャウジャいるんですよ!!
えっ!?
さっきはナメクジなんていなかったのに、いったいどこから?
ざっと数えただけでもトマトの跡地に10匹くらいいます。
お日様がカンカンに照っているので、日陰を求めて大慌てしている様子。
さらに、トマトの支柱を刺していた穴の中には、ナメクジが身を寄せ合っているではありませんか!!!
そして推察。
おそらくナメクジたちは、これまで黒マルチの下でぬくぬくと暮らしていたにちがいありません。
日中は湿気のある黒マルチの下にいて、夜になると黒マルチの穴から這い出してきて活動をする。
黒マルチの直下では暑くて焼け死んでしまうので、ナメクジたちは土の下、それも浅い場所にもぐっているのでしょうね。
そして突如黒マルチがなくなったので、お日様の光がまぶしくてあわてて這い出てきたのでしょう。
超気持ち悪かったけれど、心を奮い立たせてすべて踏んづけました。
今年は梅雨の長雨でナメクジ被害にも悩まされたけれど、私は黒マルチの下でナメクジを飼っていたんだなぁ・・・。
黒マルチは野菜にとってメリットにもデメリットにもなるんだなぁ・・・。
黒マルチを敷いたら、必ずナメクジがいると思って対策を考えなくてはならないんだなぁ・・・。
今年の学びです。
トマト栽培の跡地
さて、トマトを抜いた跡には、サニーレタスの種を蒔きました。
黒マルチはせず、不織布のトンネル掛けです。
畝の半分には、バジルが勢力旺盛で生えているので、そこはそのままにしました。
春大根栽培跡地
トマトの隣の畝は、春大根とサニーレタスを栽培した跡地で、黒マルチをそのまま敷きっぱなしにしていたのですが、すぐに剥がして片付けました。
やはりナメクジたちが同じように這い出てきたのは、言うまでもありません。
その大根跡地には、どんどん増殖し続けているマリーゴールドを移植しました。
夏野菜の跡地に何を栽培したらよいか悩んでそのまま放置していたけれど、なにも野菜に限らなくてもいいんだもんね。
お花を植えるという発想がこれまでありませんでした。
畑が華やかになって、とってもいい感じです。